2016/07/03

うるま市赤道にある居酒屋の駐車場にて、バイクの鍵が折れたので来てほしいと依頼がありました。
車種はホンダのリード100でシャッターキータイプでした。
シャッターキーは解除されていたので、鍵穴(シリンダー内)をスコープで覗いて見た所、見事に折れた鍵がシリンダーに引っかかっているではありませんか。
ピッキング用の工具と極細のマイナスドライバーで、折れた鍵を取ろうとしたのですが、すんなり取れません。
そこで、潤滑油とL型のニッパーを用いて再度挑戦してみるも・・。
折れた鍵が抜けません。
一旦、休憩を挟んでいる間にシリンダーの構造を考えました。
よく考えてみると、ギザギザキーの歯の部分がシリンダー内部のピンとウマイ具合にハマっていることが分かりました。
そこを解除してあげたら・・・。
折れた鍵が取れました!!
鍵抜き作業の依頼は、1年間で1度あるか?ないか?なので久しぶりに手こずりました。
今回は、シリンダー内の構造を考える復讐となったので良かったです。
(左側が折れた鍵/右側がスペアキー)
鍵が折れた時の判別方法とは?
鍵が折れる原因として考えられることは、鍵の劣化や無理やり鍵穴(シリンダー内)に鍵を突っ込み鍵を回したなどが考えられます。
自分で折れた鍵を取れないか?を判別する方法ですが、折れた鍵が鍵穴から出ていれば、ペンチなどで取り出すことが出来ます。
しかし、鍵穴から折れた鍵が顔を出していたとしても、取り出す際に何かに引っかかってる感じがして取れない場合は、無理やり取り出すことはやめましょう。(シリンダー内のピン破損の原因になります)
自力で取り出すことが出来ない場合は、鍵屋さんに連絡をした方が結果的に費用が安く済みます。
うるま市の鍵屋さんは、24時間の出張体制を取っておりますので鍵が折れた、なくした鍵を作成して欲しいなど。
鍵のトラブルに関することならいつでもご連絡下さい。
その他、車・住宅・金庫・スーツケースについては、業務内容を参照して下さい。